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「パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない」とは、かのマリー・アントワネットの有名な言葉ですが、ここでは逆に「お菓子がなければ、パンで作ればいいじゃない」という主張をしたいと思います。

パンを使ったお菓子は、ヨーロッパではお母さんがよく作る家庭料理の定番です。もともとは残って硬くなったパンをおいしく食べるために家庭的な工夫から生まれたもので、おなじみのフレンチトーストはフランスでは「残り物のパン」を意味する「パン・ペルデュ(Pain perdu)」と呼ばれています。どこか懐かしい味わいと適度なボリューム感は育ち盛りの子どもたちに大人気。フランスパンはもともと水分を吸収しやすいパンなのですが、時間が経って乾燥していると吸水力はさらにアップ。卵液をぐんぐん吸って、中央までしっとりとろける極上のフレンチトーストに仕上がります。残ったパンの方がむしろおいしくできるなんて、うれしいですよね。

思えばパンはとても不思議な食べ物です。夕べシチューと一緒に食べられていたかと思えば、今日はチョコレートがはさまれていたり。食事とスイーツの間を自由に行ったり来たりできる、かなり特別な存在ではないでしょうか。同じ主食カテゴリーでも、ご飯や麺ではこうはいきません。前菜からスイーツまで、1本のバゲットを使い切るフルコース。パン食系女子なら、一度は挑戦してほしいところです。

ところで、前述のマリー・アントワネットの言葉にある「お菓子」とは、マカロンやケーキなどのことではなく、ブリオッシュのことを指しているという説が有力。パンは食事かお菓子か、その境目はどこまでも曖昧なのかもしれません。

旦那と息子は静かに寝息をたてている。

寒さで、朝起きがそろそろ辛くなる
午前6時45分。

37歳の旦那と7歳の息子は
いびきをかいて、楽しい夢の中にいる。

両方ともやんちゃでずいぶん困る。
大きな息子と小さな息子がいる私の家族。

この前の週末は、
男だけの秘密だからママには内緒と言って
彼ら二人だけでザリガニ取りへ向かったし、
(びっくりするほど泥だらけで帰ってきた)

昨日は
旦那はろくにメールもよこさず、午前様で帰ってきた。
息子はアニメの見過ぎで宿題を忘れていた。

そんな二人の息子に昨晩は思いっきりカミナリを
落としたから今日は気分良く学校・会社へ送り
出したい。

そんな朝はフレンチトーストを作る。

卵をシッカリパン生地に染み込ませて
パンの中身は、ふわふわの食感を出す。
食パンではなく、フランスパンで作るのが私流。
皮部分のカリカリした香ばしさがより一層際立つ。
バターとメープルシロップの香りがキッチンを包む。

いつも二人のことで、ヤキモキしているけど
彼らの目がキラキラと輝いている間は
大目に見てやろう。

一番のファンは、私なのだから。

隣の部屋でごそごそと音がしている。
そろそろ、彼らが目を覚ます頃だ。

さすがに「なんか、パンが好きそうだよね」と言われたことはなくても、
「甘いもの好きでしょ」と言われたことがある人は多いはず。
「自分に甘いでしょ」って言われているみたいでもあるけれど、
たしかにその通りで、小さなストレスは甘いもので解消、解消。
ある説によると、糖分がもたらす幸福感は、恋愛の幸福感とよく似ているらしい。
そして、甘いものを食べると、インスタントに恋しているときの気持ちに
なれるから、本当の恋がおろそかになるとか…
パン食系女子なれども、甘いパンはほどほどに、ってことらしいです。

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