6月へ

パン系女子なら、みんながあまり知らないようなパンの名前のひとつも言えないと。というわけで、まずは名前のおさらいから。

パン屋さんに行くと、小麦粉、塩、酵母(イースト)、水だけを使ったフランスパン生地が、生地量や成型を変えて、いろいろな種類のパンになって並んでいます。形状によって食感が変わるせいか、同じ生地のはずなのに味まで違うように感じるから不思議。

長いから「棒(バゲット)」、丸っこいから「ボール(ブール)」、といったシンプルな名前の付け方にも親近感が湧きますよね。

ではなぜ、ここまでたくさんの種類があるのでしょうか。それは、20世紀以前のフランスの統治政策と関係があります。当時、主食であるパンの価格が変動すると社会が不安定になると危惧した政府は、パンの公定価格を決め制度化します。

何グラムのパンはいくら、と細かく取り決めた結果、様々な種類のパンができたというわけです。しかし実際は、パンを売るときに重さを量ることはなく、切れ目(クープ)の数などを目安としてその重さに見合った値段で売られていたといいます。

よく考えれば、この街を知らなかった。

4年間つきあった彼と
去年の年末に結婚して以来
ジェットコースターのように過ぎ去った半年。

結婚前のマリッジブルー。
初めて大喧嘩した、式場選び。
大号泣の結婚式。
再び大喧嘩した、新婚旅行。
彼と暮らす、新しい街。
GWはあらためて親族への挨拶ツアー。

感情の起伏が激しい半年だったけど
人生で一度(であってほしい)の
いろんなイベントが終わった。

ほっと一息ついたところで
よく考えれば、この街を知らなかった。

彼との生活は始まったけれど
この街で知ってる所は駅前のスーパーマーケットと
その隣の小さいパン屋だけだ。

今日は、ゆっくり彼と散歩しよう。

まずは、満員電車の窓からずっと見ていた
近くの河川敷に行ってみよう。

気持ちよさそうな緑の芝生と
古びた野球グランドがある
あの河川敷へ。

今朝、パン屋で買ったバゲットが少し残っている。
少しお腹が空く時間だから
ジャムとバターのタルティーヌを持って。

彼と一緒にほおばりながら
忙しかった半年と
これから始まる二人の暮らしを話しながら
ゆっくり彼と散歩しよう。

同じ生地なのに、その時々でバゲットになってみたり、
バタールになってみたり、と変幻自在なフランスパン。
その自由さは、まさにパン食系女子そのもの!(少し強引?)
「天然だね」と言われることもあるけど、空気ばっかり読んで
がんじがらめになるよりは健全だと思っているフシあり。
自分のひと言で場が和むとちょっとうれしい。
自分のひと言で会話が止まるとちょっとあせる。
でも、気にしない、気にしない。パン食系女子たるもの、
自分に正直な所が自分の良い所だと、胸を張って生きてゆくのです。

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